no-image

支えられ、チンドンシャン

2月23日~3月3日まで開催していました、小千谷ひいな祭、昨日で無事お開きとなりました!

今年、みんふうざは、チンドンシャンとかいう企画を、ひいな祭に乗っかってやらせていただき、本当にありがたかったわけであります。

私が小千谷のひいな祭を初めて見てたのは、嫁に来た当初、ざっと10年前くらい。

場所は旦那の実家。本物の浮世絵が見たこともない枚数で見たこともないかたちでびっしり飾られている異空間に、驚いているのは私だけ。

小千谷んしょである旦那や、家族の方たちは当然の様子…どーゆーひな祭!?と、1人内心「!?!?」でした。

旦那は全く興味なく、聞いても「さあ。なんか毎年こうだから」みたいな、なんか全然要領を得ず。

異世界に迷いこんだ不安感もありましたが、いや、それも相乗効果で、まことに印象的でした。

しかし、当然のように行われている年中行事に、おじ(おっさま。弟。)の嫁が今更あれこれ詮索しては面倒だろうと、大人しく密やかな興味を持って傍観する日々が続きました。

そんな折、ふと、いつの頃から妄想が始りまして。

「あ~あの素敵な空間で三味線弾いたり唄ったりしたい。あの空間の一部になりたい~…(*´∀`*)」大好きな絵の中に入りたい。コスモポリタンミュージアム…

しかし、敷居が高く、はたまた高いと思っていただけだったのか、平民が関われる自然なチャンスはありませんでした。

「まだだ。まだその時じゃない。」

って、万尾獅子(まんおじし。だいぶ前に出てきた妖怪ウォッチの妖怪。)も耳もとで断言。

そんなだいぶ長く蚊帳の外にいた私が、中に入れたのは、去年『小千谷ひいな祭でやりたい事あるならよっといで』ワークショップが開かれたお陰でした。

ハイ!待ってました!やりたいです!演奏したいです!っつって、鼻息荒めにワークショップに出掛けたわけであります。わたりに船。

ひいな祭に興奮気味に関わろうとする私を、曇った眼鏡で旦那が見ている…?ような気がして

「あ、私がちょっとやってみたいだけだから、一緒にどさ回りしろとか言わないから…」

とか、言い訳し。

ええ。本当に当初は1人で演奏して回ろうと思っていたのです。不審者扱いされる不安を抱えつつ。

ワークショップでは、企画グループができる中、ぼっち企画。でも、皆さん本当に暖かで、寂しくなかったよ(笑)!

そしたら、1人でやるつもりでいたのに、、、

楽しそう~と、軽く参戦してくれた栄美子姉さん!

当然のように一緒にやると思ってくれていた旦那のぶさん!

仕事が忙しいのに文句も言わず参加する意思を示してくれた太鼓の大悟くん!

と、ドラクエのように仲間が増え

その上、なんか訳わからん演奏企画に、ウチでしていいよ~と、

東忠さま!

大ママのひいな祭さま!

河縞屋さま!

絵紙保存会さま!

が、演奏会場として手を上げてくださり。

様々な方々にご協力をいただき、実施の運びとなれた訳にございます。

そして、行き当たりばったりの私達に小千谷の曲を手ほどきしてくださった、現役ベテラン芸者のついこ姐さん!

最終日の大ママ会場にいらしてくださって!衝撃でΣ(-`Д´-;)唄も三味線もガタガタになりました…修業が足らず、申し訳ござーせん!でも、嬉しくて泣きそうになっちゃったよ~!

そしてもう語り尽くせぬ、迷惑をかけ、手を焼かせ…御子息をチンドン屋にしてしまい、すみませんでした…m(__)m。様々サポートしてくれたお義母さん!

そしてここまで絵紙と、小千谷ひいな祭を守り、盛り上げてきたお義父さん!

そして、お義父さんの意思を受けて、今回死にそうな顔をしながらも継いで発展させてくれた絵紙保存会の増川さん&増川旦那さん!

まだまだスペシャルサンクスさん方を述べたい気持ちですが、それはもう映画のエンドロールになっちゃうから(´∀`;)

胸だけに留め…

最後に、暖かく応援してくれたひいな祭実行委員の皆様!足を運んでいただい方々!会場を一緒に回って、何度も見てくださった方々!懐かしかった、楽しかったと、喜んでくれた方々!かけられた言葉、笑顔、私達の宝となりました。。まぁまぁ大変でしたが(笑)やりきれたのは、皆さまのおかげさまでございました。

皆さんに、ありがたたてらんね~(小千谷の感謝最上級言葉)!です!

東忠にて。
和順会館の行灯タイム

大ママのひいな祭で踊り。へんな顔(笑)